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TEE case 01: Washing jets [TEE_case]

So-net blogが動画(MPEG4)に対応したので,2006年の新しい試みとして
たまに(週1or 0.5ぐらい?)TEEの画像を取り上げていきたいと思います。
栄えある一発目は・・・さて,何でしょう?


そう,僧帽弁位の二葉機械弁です。正常例です。
ちなみに,弁はSJMです。弁葉のcoaptation line(leafletのてっぺん)が,弁のringより上にありますね。St Judeの特徴です。
何で?といわれても・・・。たまたまMPEG4のファイルがあったもんで・・・。
それはともかく。
弁のディスクの向き(configuration)により,見え方が変わってきますが,通常のantianatomical configuration(注)では,60-70度の,いわゆるME mitral commissural viewで2枚のleafletが確認できます。
color flow Doppler(CFD)では,何本かのwashing jetが確認できます。
washing jetは弁輪の内側(transvalvular)に通常,3本から4本見えることが多いですね。大きさはこのように小さい場合もありますし,エコーの設定や弁の種類によっては大きく見える場合があります。

(注)僧帽弁位の人工弁の植え込み方(二葉機械弁)
antianatomical configuration: 2枚のディスクがnativeの弁尖と直交
anatomical configuratiion: 2枚のディスクがnativeの弁尖と平行
antianatomical configurationの方が,血流への影響が小さく,同期閉鎖しやすいとされています。


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