プレゼンテーションの極意 [プレゼン]
msanuki.orgでも取り上げられていたのですが,私も読んでみました。
内容的には,<How to>というより,プレゼンの心構え,考え方についてが大部分です。
だから,明日のプレゼンにすぐに役立つ,テクニックのことはほとんど書いてありません。
しかし,著者の言い分には,頷けるところが多かったです。
私も,プレゼンや講義を行わせていただくことが多く,これまで「我流」でやってきたので,いろいろ参考になりました。少なくとも,今,自分がやっていることはそんなに間違ってないのかなって感じ。
大事なことは,相手のことを考えてプレゼンを作り,しかし,自分の言いたいことはしっかりと主張する,ということですよね。
私は,この本の著者のようにKeynoteを使っています。
PowerPointも悪くはないのですが,私は動画をプレゼンで多用するので,動画を多く貼り付けると動きがにぶくなるPowerPointから昨年乗り換えてしまいました。
KeynoteはPowerPointに比べると機能が少ないですが,その分,軽いし,滅多に落ちない,動画の上にオブジェクトをおけるといった利点があるので,重宝しています。
例えば,動画で患者さんの名前を消し忘れた!なんて時に,上に黒い四角でもおいておけばマスクできてしまうのです。さらにMS明朝やMSゴシックより数段見栄えがするヒラギノ書体が使えることも大きな利点でしょう。
テンプレートもKeynoteの方が,良いデザインが多いですが,あまりテンプレートに頼りすぎるのもどうかと思います。
他の人と違いがなくなってしまいますし。
実際,私自身もテンプレートをそのまま使うことはまずないです。
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